小企業VPDCAとExcel活用プロモーティング

個人企業・小企業で、仕事をする人を後押しします。

VPDCAプロモーティング

仕事や経営の手法として、PDCA(計画・実行・チェック・改善)という考え方があり、この言葉が、P(計画)から始まることや、計画は物事の始めという意識もあり、計画を立てることが最初のプロセスと捉えてしまうことがよくあります。しかし、計画は計画のために作られるのでなく、目指す姿を実現するために作られるものです。そもそも、何を目指すのか、ビジョン(V)とは何かを振り返ることが、PDCAの基礎、意義であることを思い返せば、自分自身のユニークなPDCAを考え、進めることができます。

貨幣経済の世の中です。何事によらず、金額や数値で評価されることが多くあります。目指す姿に、キャッシュフローという視点を求めるなら、会社の仕事と個人の生活が、会社会計と個人家計というキャッシュフローとして眺めてみると、大いに参考になります。

会計と家計の関係

簡単なこの図が、金額の視点からの目指したい姿をリアルに想像する手がかりとなります。また、この図が、仕事の基本的で、大切な課題に自分なりの回答をハッキリと持てる手助けとなります。

  • 売上1,000、変動費600、利益50の会社です。粗利益率はそのままで、売上が10%ダウンしたら、利益は何%落ちますか?
  • この会社は、単価10の商品を100個販売しています。競争が激しくなり、単価を20%ダウンして販売数を増やす案があります。同じ利益50を確保するには、何個売る必要がありますか?
  • 利益とはなぜ必要ですか?利益を出すことだけが目的ですか?

金額の視点からの考え方は、そのまま、言葉では表現しにくい、意識や心の状態を再認識する、良きひな形になります。自分のユニークな思い、ヴィジョン(V)を抽象的、具体的に捉えるのは、トリの目、ムシの目、サカナの目で捉えるということですが、それらの目で観たものが、PDCAに必要な道具や条件となり、ユニークな自分を生きることを考える支えになってくれます。

VPDCAプロモーティングは、シンキング(thinking)の手伝い、後押しです。仕事の課題や自分自身の意識を、ハッキリと捉え、ユニークな自分の回答を持ち、説明し、行動するための後押しです。

小企業Excel活用プロモーティング

ITの専門家でなくても、Excelの標準機能を使って、自分のユニークな仕事を助けてくれるしくみを作ることができます。

検索するExcelのしくみ

販売明細、勘定元帳、在庫一覧など、仕事には、いろいろな種類のデータが利用されます。データの量が大きい場合には、検索するしくみがあれば、探したい情報を手早く参照できるようになり、とても便利です。データを参照して、検索値を入力すると、その検索値に合致するデータだけを抽出表示するExcelのしくみが、元データとExcelさえあれば、すぐに作ることができます。

  • データを年月で検索



  • データを売上額で検索



  • 一部の情報だけで検索

多通貨簿記Excelのしくみ

海外法人や事務所で使う記帳のしくみですが、外貨建て記帳をするためというよりは、複数の外貨建て取引が多い会社の記帳方法として発案、制作した、Excel多通貨簿記のしくみです。仕訳記帳を、会計通貨建てに換金した値で入力するのでなく、実際の取引通貨値のまま仕訳入帳します。

外貨でも取引通貨値のまま仕訳入力

  • 実際の取引通貨値で仕訳
    画像の例は、JPY、USD、IDR、3種類の通貨建て取引を記帳する例。

通貨ごとの元帳データ

  • 通貨ごとの元帳データ。

会計通貨の元帳データ

  • 別に登録する月次為替レートで、会計通貨による財務会計用の元帳データを作成。

通貨ごとの月別残高データ

  • 取引通貨別の、月別残高データを表示させます。

会計通貨の財務会計用の残高データ

  • 財務会計用の残高データ。

通貨別の日別残高データ

  • 月の通貨ごとの残高実績を鳥瞰し、通貨ごとの残高予定を立てるためのデータ。

レート変更に伴う評価替え参照データ

  • 月ごとに為替レートを設定するため、為替レート変更の月には、外貨建て資産の評価替えを必要とします。そのための差額を表示させます。

一度作り上げれば、仕訳入力し、都度、更新ボタンを押すだけで以上のデータを自動で表示するようになります。大がかりな会計システムを必要としない、海外法人や外貨取引の多い会社に便利な多通貨簿記のExcelデータベースです。インドネシアで実際に運用していたしくみです。新しいExcelであれば、より分かりやすく、簡単に制作することができます。

ユニークな仕事のExcelのしくみ組立書

一般的に、Excelリテラシーは、個人の努力によって習得され、高められるものと考えられているので、個人で、Excelを学ぼうとするのですが、教本は、必ずしも、実務と同じ例で書かれているわけではなく、どうしても、複数の教本や情報を集めて、自分の仕事のために、自分でアレンジする必要があります。

それぞれの仕事の、ユニークなExcelのしくみ組立書があれば、いつでも、誰でも、それを参照して、少し込み入ったExcelのしくみの内容を知ることができ、そのしくみを使って仕事を継続することができますし、改良することもできます。

そういうユニークなExcelのしくみ組立書の作成を後押しします。

お問い合わせ

VPDCAとExcel活用教室プロモーション(Sway)