言葉とホウレンソウ

言葉が意志や考えを表すことについて 言葉とホウレンソウ

およそ40年前、新入社員のひとりとして、「報告、連絡、相談、略して、ホウレンソウは、諸君がこれから胆に銘じておくべき基本中の基本となる」と聞いて、懸命にメモしたもんですが、時を経て、「報告、連絡」はルーチンワークの繰り返しで、自然に身に付くものの、「相談」と改めて問うと、「?」と思うことが多くありました。いくつかの会社で勤務し、海外に赴任するようになった頃には、ホウレンソウは新人研修としては、「ホウレントウ」:「報告、連絡、問う」として訓練し、部下を持つようなれば、「ホウレンケイ」:「報告、連絡、啓発」として再認識化するべきではなかろうかなどとひとり合点したもんです。

いずれにしても、ホウレンソウとは、コミュニケーションの所作を言っている訳で、コミュニケーションの多くは言葉でなされます。今や21世紀、令和の時代となり、インターネット技術の発展で、世の中は、「Interactive Network」で覆われるようになり、「昭和時代」の者だけが持つ、「セピア色」の偏見か、あるいは、トラウマはありますが、以前はなかったが今あるものだけでなく、以前はあったが今少なくなってしまったものなども、今という時の参考にならないだろうかと思いつくまま記してみようと思います。

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